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2025-12-07 21:00:00
クラブ
日頃よりジュビロ磐田へ温かいご声援と多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
本日行われましたJ1昇格プレーオフ準決勝の結果をもちまして、来シーズンもJ2で戦うことが確定いたしました。
今シーズンを通して掲げてきた目標に到達することができず、クラブを支えてくださるすべての皆様の期待にお応えできなかったことを、代表として深くお詫び申し上げます。
また、その目標に届かなかった事実を、クラブとして厳粛に受け止めております。
今シーズン、クラブはジョン・ハッチンソン氏を招聘し、「J2優勝・J1昇格」という短期目標に挑むとともに、中長期的なクラブの成長を目指してアカデミーとの融合強化を柱にシーズンをスタートしました。
多くのアカデミー選手がトップチームに挑戦し、ルヴァンカップ・天皇杯出場やJリーグデビューに繋がるなど、クラブの未来に向けた確かな前進となりました。
一方で、短期的目標である「J2優勝・J1昇格」に対しては、以下5つについて取り組んできました。
① 攻守の主導権を握ること
② ボール保持が目的にならずゴールに向かう攻撃をすること
③ 即時奪回を軸とした守備への切り替えをすること
④ 奪った後の素早い攻撃でシュートチャンスを逃さない攻撃へ切り替えること
⑤ アグレッシブで連動性のある守備を目指すこと
しかし、安定的にそれらのパフォーマンスをピッチで表現することができず、また守備面での課題も解決できず、チームとして十分に機能しなかった状況の中、残り7試合というところで監督交代という決断を下し、安間監督を招聘しました。
就任後は守備を立て直し一定の成果をあげましたが、シーズン当初に掲げた目標には届きませんでした。
最終的にJ1昇格という目標を達成できなかったことは、フットボール部門のマネジメント力不足に他なりません。
ファン・サポーターの皆様におかれましては、酷暑や連戦が続く厳しい環境の中、ホーム・アウェイを問わずスタジアムに足を運び、力強い声援を送り続けてくださり、また、クラブを支えてくださるパートナー企業・ホームタウンの皆様の存在が、クラブにとって何よりの原動力でした。
特に本日のプレーオフ準決勝では、アウェイという状況にもかかわらず、多くの皆様が遠方までお越しくださり、ツアーバスで駆けつけていただいた方々を含め、選手・スタッフに大きな後押しを与えてくださいました。あらためて心より感謝申し上げます。
この悔しさを決して風化させることなく、クラブ理念である “夢と感動を 共に” を体現できるクラブへと立て直してまいります。
来シーズンこそ、皆様とともに歓喜を分かち合えるよう、クラブ一丸となって挑戦を続けてまいります。
なお、本日スタジアムにお越しくださったサポーターの皆様へ試合終了後にお約束した今後につきましては、年内にあらためてお知らせいたします。
引き続き、変わらぬご支援とご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年12月7日
株式会社ジュビロ
代表取締役社長 浜浦 幸光
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