SUSTAINABILITY

重要テーマと活動方針

効率的なエネルギーマネジメントへの取り組み

背景/現状

  • クラブ運営におけるエネルギー消費は、スタジアム運営・施設管理などにおいて環境負荷の主要因の一つです。
  • ジュビロでは既に一部施設で再生可能エネルギー活用を進めている一方で、使用量の最適化や全体の把握、ならびに改善余地が残されています。
  • 気候変動対応として、エネルギー効率化と再生可能エネルギー活用の両立が、クラブ運営における重要課題となっています。

    目的

    • クラブにおけるエネルギー使用を最適化し、環境負荷の低減を図ること。
    • 再生可能エネルギーの活用を拡大し、持続可能な施設運営へ転換すること。

      活動方針

      • クラブの各施設において、再生可能エネルギーの導入およびエネルギーの省力化を段階的に進めるほか、エネルギー使用状況の定期的な確認と分析、運用改善を行います。
      • 必要に応じて省エネ法やCASBEE等の制度との整合を図り、エネルギー効率の向上と排出削減を継続的に行います。

        具体的なアクション

        • クラブ活動に伴うScope1・2・3の温室効果ガス排出量については、段階的に把握と可視化を進め、国際的な枠組みとの整合を意識した目標設定を検討します。
        • クラブ関連施設においては、継続的に再生可能エネルギーの導入および省エネルギー化を検討し、将来的なエネルギー転換の拡大を志向します。

          コミットメント

          • スタジアム、クラブハウス、クラブ事務所における再生可能エネルギー活用を継続し、その他施設においても段階的に再生可能エネルギー導入を検討します。
          • 取り組みの内容および進捗については、クラブ公式ウェブサイト等を通じて適切に開示します。

            環境負荷の少ない移動手段

            背景/現状

            • 試合運営において、温室効果ガス排出量の大きな割合を占めるのが、選手・スタッフおよびファン・サポーターの「移動」に伴うエネルギー消費です。
            • ジュビロのホームタウンは7市1町に広がる「広域・分散型地域」で、スタジアムへの来場距離や移動距離が多様です。
            • 気候変動の影響で試合中止のリスクが高まる中、スタジアムへのアクセスそのものを低炭素化することは、フットボールの未来を守るために避けて通れない課題と捉えています。
            • 百年構想リーグにおけるホームゲーム来場手段のアンケート集計結果
            背景/現状背景/現状
            • ※割合は小数第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
            • ※居住地ごとの回答者数が異なるため、地域間の割合は参考値としてご覧ください。
            • ※「その他」には、送迎・タクシー・バス・複数回答などが含まれます。

            目的

            • スタジアムに関わるすべての人の移動を「環境に優しい選択」へと変えていくこと 。
            • 単なる移動手段の変更にとどまらず、街全体の低炭素なモビリティシステムの構築に寄与することを目指します 。

              活動方針

              • 「環境負荷の少ない移動ポリシー」を明確に掲げ、具体的な施策を通じてファン・サポーターやパートナー企業と共に、移動に伴うCO2排出量の削減に取り組みます 。

                具体的なアクション

                • 現状把握の徹底: 毎試合の来場者アンケートを通じ、ファン・サポーターの移動手段とCO2排出量を可視化します 。
                • 公共交通機関・自転車利用の促進: スタジアム周辺の駐輪場整備や、公共交通機関の利用を促すインセンティブ設計を検討します。
                • 次世代モビリティの導入: 電気自動車(EV)やシェアサイクルなど、パートナー企業と連携した環境負荷の低い移動手段を提案します 。

                  コミットメント

                  • クラブに関わる移動ポリシーを策定し、目に見える形で提唱・実践します 。
                  • 2030年に向けて、公共交通機関や低炭素モビリティを利用して来場するファン・サポーターの割合を具体的に向上させます 。

                    使い捨て資源の有効活用

                    背景/現状

                    • ホームタウンのある遠州地域は農業・漁業・製造業が集積する地域であり、「資源循環やものづくり」への意識が高い文化を有しています。
                    • ジュビロの試合においては飲食容器やカトラリーをはじめとする多くの資材が発生し、環境負荷や資源利用への対応等は大きな課題です。
                    • クラブとして、活動全体でごみの分別や再利用の取り組みを進め、ファン・サポーターとともに資源循環の取り組みを進めていく必要があります。

                      目的

                      • スタジアムおよびクラブ関連施設での使い捨てプラスチック等の使用を段階的に削減し、リユース・リサイクル・代替素材への転換を推進すること。
                      • ファン・サポーターが自然に体験(持参・分別・リユース参加)できる、観戦体験を提供すること。

                        活動方針

                        • クラブ活動で発生する廃棄物等の分別・回収等を行い、可能な限り再資源化を行います。
                        • 試合日で使用される飲食容器やカトラリーから段階的に使い捨てプラスチックを削減し、紙や植物由来の再生可能資材への代替を進めます。

                          具体的なアクション

                          • リユース導入:リユースカップ等の導入・回収・再利用の仕組みを拡大します。
                          • 代替素材化:紙・植物由来素材等への切替を段階的に進めます。
                          • 分別・回収:分別ステーションの改善、表示統一、スタッフ/ボランティアの配置で回収率を高めます。
                          • 啓発:ファン・サポーターに向けて、イベント実施やクラブからの積極的な発信を通じて、日常から資源の有効利用に取り組める機運を醸成します。

                            コミットメント

                            • ごみの焼却率とリユース率および使い捨てプラスチックについて削減目標を設定し、資源再利用に向けた取り組みを進めます。
                            • 試合日を中心に、ファン・サポーターとともに「使い捨てに依存しない運営」へ移行します。

                              水資源の効率的な利用

                              背景/現状

                              • ホームタウンのある遠州地域では多様な農業・工業が集積している地域であり、水資源は地域経済を支える重要な基盤です。
                              • ジュビロの活動においては、グラウンドへの散水・クラブ関連施設の清掃やトイレ利用等、多くの水を使用します。
                              • 一方で異常気象等により水資源の確保が課題となる中、節水・再利用の取り組みが求められます。ジュビロはクラブとしても「水の使い方」を見直し、地域と課題意識を共有する役割を認識し、取り組みを広げていきます。

                                目的

                                • 施設運用の中で水使用量を可視化し、無駄の削減と再利用を進めること。
                                • ファン・サポーターやクラブ従業員、そしてホームタウン全体で、日常生活での節水行動を意識し、次世代へつながる地域の水資源保全につなげること。

                                  活動方針

                                  • クラブが使用する様々な施設において、用途別に水使用を把握し、水使用量の継続的な削減に取り組みます。
                                  • ファン・サポーターや地域の学校等の未来世代に向けた啓発活動を通じて、日常生活から水を大切に扱う意識を広げ、地域の行動変容を促進します。

                                    具体的なアクション

                                    • 水使用量の把握と可視化:クラブ施設における水使用量の把握と、改善ポイントを特定し、効率的な水利用をすすめます。
                                    • 節水の取組み:節水器具、散水制御、清掃手順の見直し等を段階的に行います。
                                    • 雨水・地下水の再利用:雨水・地下水等の活用可能性を調査し、再利用に向けて設備更新時に導入を検討します。
                                    • 啓発:ファン・サポーターや地域の学校等の未来世代へ向けて積極的な発信を行います。

                                      コミットメント

                                      • スタジアム、クラブハウス、練習場を含むすべての施設における水使用量の把握に努め、地下水・雨水等を有効に利用していくことで、上水道への依存を段階的に低減します。
                                      • 今後、全施設の水利用を把握し、削減に向けた計画を策定します。

                                        自然や環境の保全

                                        背景/現状

                                        • ホームタウンは、海(遠州灘や浜名湖など)、河川、里山、農地など、豊かな自然環境に囲まれています。気候変動や開発の影響から、地域の自然資本を守り、共生するための取組を進めていく必要があります。
                                        • 自然を守ることで、地域の水資源や食料供給などホームタウンに暮らす人々の環境を守ることにもつながります。

                                          目的

                                          • ホームタウンの自然資本を守る取組をすすめ、地域の生態系保全に貢献すること。
                                          • ファン・サポーターや地域団体と連携し、参加型の保全活動への参加を継続的に実施すること。

                                            活動方針

                                            • ホームタウンである7市1町における海岸・河川・里山・公園等で、生態系保全や環境保全に資する取組を、自治体・企業・市民団体と連携して活動します。
                                            • ファン・サポーターや地域の学校等の未来世代に向けた啓発活動を通じて、生物多様性の重要性を伝え、行動変容を促進します。

                                              具体的なアクション

                                              • 地域クリーンアップ:ホームタウンの地域クリーンアップ(海岸・河川等)を定期的に実施し、取組みを積極的に発信します。
                                              • 自然資本の管理:スタジアム周辺の緑地管理・植栽等、在来種保全を意識した取組みを検討します。
                                              • 啓発:環境教育(子ども向け授業・冊子)と連動し、生物多様性をテーマにした発信を実施します。

                                                コミットメント

                                                • 年複数回の参加型の自然保護・生物多様性活動を実施し、ホームタウンの皆様へ発信します。
                                                • 地域の専門家・団体と連携し、継続性のある取組へ発展します。

                                                  持続可能な調達

                                                  背景/現状

                                                  • クラブ運営に関わる調達領域は広範であり、ユニフォームやグッズの製作から、ポスターなどの各種広報資材、スタジアムグルメをはじめとする飲食提供、そしてホームゲーム開催に不可欠な試合運営資材にいたるまで、多様なサプライチェーンにより構成されています。
                                                  • ホームタウンをはじめとする地域社会やパートナー企業との強固な連携のもと、環境負荷の低減、人権・多様性の尊重、そして公正な労働環境の確保を調達の基軸に据え、調達活動に関わるサプライチェーン全体の持続可能性を一元的に高めていきます。

                                                    目的

                                                    • 関わるすべての企業や人とともに、調達における環境負荷低減と、倫理・人権・公正取引・地域貢献を両立させた調達に関する基準を整備、明文化し、持続可能な調達の実現に向けて取り組むこと。

                                                      活動方針

                                                      • ジュビロは、調達活動のプロセスにおいて環境・社会・経済の三側面における責任を全うし、クラブの持続的な成長と地域社会への貢献の自律的両立を図ります。
                                                      • 調達の執行にあたっては、以下の基本原則を重視します。
                                                        サステナビリティの具現化:社会・環境への配慮をクラブの方針として明確化し、持続可能な意思決定を行います。
                                                        資源循環と長寿命価値への理解:長期使用および繰り返し利用が可能なグッズ・スタジアム備品等の資材調達を推進します。
                                                        適正取引と倫理基準の厳守:調達に関する透明性を確保し、適正労働、安全衛生の確保など、サプライチェーンにおける人権・倫理基準の定着を図ります。
                                                        地域調達の優先 :ホームタウンや近隣地域からの調達や製造を重視します。
                                                        地域雇用の創出支援:地域社会における多様な就業機会とキャリア構築を支援し、地域経済の活性化に寄与します。
                                                        トレーサビリティの確保:可能な限り、原材料の由来、製造・加工拠点、認証取得状況などの証跡を把握できる体制構築に努めます。

                                                        具体的なアクション

                                                        • 持続可能な資材活用:再生材・認証材や地域調達等の持続可能な調達に関する基準を整備します。
                                                        • ベンダー対話:主要取引先へ素材・包装・物流・労務等の状況を確認し、対話を行います。

                                                          コミットメント

                                                          • クラブが購入する物品・サービスについて、環境配慮を最低限必須とする調達方針を策定し、段階的に適用範囲を拡大します。
                                                          • 調達の取り組み状況を定期的に見直し、進捗を公開します。
                                                            yamahasalasbskurabestanleyhamamatsuadmiral

                                                            パートナー企業一覧